ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 10話のネタバレ感想

ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 玲琳、弓引くの後編です。
徹夜弓の効果もあり、本体の玲琳の熱がさがった矢先に、慧月(意識は玲琳)は倒れてしまいます。
果たして慧月は目を覚ますのか、そして一晩中弓を射続けた慧月に対して周りの状況は変わるのか、十話のネタバレを紹介します。

前話九話の内容のおさらい
1)奉納舞の終盤に冬雪が現れ、本体の玲琳について深刻な状況であることを伝える。
2)慧月(意識は玲琳)は自分の看病を申し出る。
3)今までの行いを見て周りはそれを信用できず、徹夜で弓を引くことで信用させることを提案される。
4)周囲が無理だという雰囲気の中、一人だけやる気満々の慧月は手が血まみれになりながらも弓を引く。
5)弓を引き続けた願いが届き、玲琳が意識を取り戻した矢先、慧月は倒れてしまう。

 

ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~ 10話のネタバレ感想

自分は何もできない尭明殿下は昔のことを思い出していた。周囲からの欲望と羨望をうとましく思っていた尭明は、玲琳の実家の酒席で幼い玲琳と出会う。

玲琳の舞う姿に見とれた尭明だったが、所詮は他の女と同じだと思っていたが、そんな尭明に対して玲琳は尭明の心の内が見えていると淡々と話す。

自分の本心を覗かれた尭明は、玲琳が自分にとって大切な存在になることに気づく。

そして今、何もできない自分をはがゆく思っていた。そんな中、慧月が徹夜で弓を引いている報せを受け、同時に玲琳の熱が下がる朗報を受け、自分にできることをするため動き出す。

目を覚ました慧月は、慧月の身体に起こったこれまでの日々を振り返っていた。玲琳の身体ではできなかった経験をできることに涙する。

冬雪が現れ玲琳が回復したことの報告を受ける慧月。そして冬雪が突然涙する。仕草、行動全てが玲琳と同じであり、魂が入れ替わったことに気付く。

 

十話読みました~。まずは、本体の玲琳が無事だったのでほっとしました。そして、尭明と玲琳の出会い編でしたね。幼い玲琳は可愛い!けれど、小さなころから病と周囲の顔色を伺っていた玲琳に心が痛くなってしまいました。

今の玲琳の何にも負けない精神は、小さなころからの体験の積み重ねだったんですね。そして、慧月と魂が入れ替わったことで、我慢していたことができる喜びをかみしめていましたね。
本体の玲琳がこのまま意識を失ったままなら、魂はどこへいってしまうのか、このままなのかも気になりましたね。

最後に登場した冬雪ですが、慧月の仕草だけで玲琳と魂が入れ替わっていると気づくあたり、主従関係の深さを感じました。

冬雪に言われたことを答えることができるのか、否定するのか肯定するのか、周囲の状況がどう進展していくのか気になることばかりですね。

 

尭明と玲琳の初めての出会い

今回は、幼いころの尭明と玲琳がでてきました。尭明も何かと昔から苦労していたみたいで、人間不信MAXの状態でしたね。

自分よりも年下の玲琳の愛らしい舞を見ても、心が少し動いただけで、まだまだ不信感ばかりでしたが、二人きりになったところで玲琳の本質に触れます。

誰よりも周囲の顔色を伺い、相手が何を思っているか、自分の立場を理解している玲琳は、尭明の心の内を理解していました。

今まで出会った誰よりも自分を理解してくれる相手に出会った尭明は、玲琳が特別な存在であることを確信します。

 

冬雪が慧月の身体には玲琳の魂があることに気付く

最後の最後に気になるところを持ってくるあたり、作者の読み手へのプレゼントですよねー。これは次作も購入確定じゃないですか。

入れ替わっていることを伝えることができないので、返答が気になるところですが、元に戻ってしまったら元気に動き回ることができなくなるので、どう答えるか気になります。

私としては、慧月(魂はあくまでも玲琳)の元気に動き回っている姿や、ちょっと天然なところが好きなので、もうすこし慧月の身体で楽しんでほしいなぁと思っています。

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